うさぎと過ごした日々
小学生の頃、私はうさぎを飼っていた時期がありました。
うさぎの性別はオスです。
いままで何度かハムスターを飼ったりカメを飼ったりしたことはありましたが、うさぎは一度きりです。
なので、同時進行でうさぎの生態を理解しつつ飼育していくことになりました。
うさぎを飼育している間、とても可愛くていつも学校へ行く前にうさぎに「学校に行ってくるね」と告げてから登校したのを覚えています。
下校したらまたうさぎの元へ立ち寄って遊んでいることがよくありました。
うさぎを飼っていく過程で知ったことがたくさんありました。
まずはエサに敏感であること。大きな音が苦手なこと。頭を撫でるとあごを床にくっつけてさらに撫でるように催促すること。とりあえずなんでもかじること(笑)。一旦外に出るとかなりの速さで走ること。
キャベツを見ただけでゲージの扉の前まで体を起こして移動してくるので、食には敏感です。
また、大きい音を聞くとソワソワして少し白目が見えてしまうこともありました。
なにより一番印象的だったのがうさぎが可愛くて額のあたりを手のひらで優しく撫でていると床に寝そべって顎をくっつけてうとうとし始める様子には見ているだけで癒されました。
あとは、うさぎは好奇心が旺盛で何でもかじってみせます。人の爪も噛みますし電源コードや段ボールもかじります。
うさぎをゲージ飼いしているとよくゲージのあちこちをかじったりしますが、それは前歯の長さを調整しています。
また、うさぎを飼っている間に脱走したことがありました。
ゲージの掃除をしているときに脱走してしまい、近所の子供にうさぎを確保して自宅まで届けてもらったことがありました。
うさぎを散歩させたことも何度かありましたが基本的には脱走したこともあって部屋んぽをさせていました。
人が入ってくるとびっくりして物陰に隠れるのですが、おしりだけはみ出ているので案外すぐに見つけられます。
うさぎは真顔で居ることが多いのですが、しぐさがかわいらしいのでとても癒されます。